OpenShift Online Next Generationがやってきたー
Red Hatが管理・運営をしているPublicなPaaS環境であるOpenShift Onlineに、待望のOpenShift v3対応のプレビュー版がリリースされました。 環境があったらOpenShift v3 を試してみたい!と考えている方必見です。
利用方法
前提条件
- Github.com のアカウントがあること。
※Github.comのアカウントがない方はまずアカウントを登録しましょう。
利用登録登録
- https://www.openshift.com/devpreview/register.html にアクセスします
Login with GitHub ボタンをクリックします
github.com のアプリケーション認証サイトで認証可能にします
OpenShift Onlineの登録フォームで必要事項を入力して「REGISTER」ボタンをクリックします このとき、Github Username, Github ID はプリセットされています。
あとはアカウント作成完了のメールを待ちましょう
メールに、OpenShift Online (v3 版)のURLがあるのでアクセスしましょう。
アプリケーションをデプロイしよう
利用登録ができたら、早速アプリケーションをデプロイしてみましょう。ここではWebUIを使ったアプリケーションのデプロイ方法をご紹介します。
OpenShiftのクラスタ内では、プロジェクト名が一意である必要があります。もしもすでに他の人が使っている名前を指定すると、こんな風にエラーになります。
OpenShiftは、テンプレートを使って簡単にアプリケーションの実行環境を構築することができます。テンプレートはベースとなるコンテナイメージ、ビルド方式、デプロイ方式などを定義することができます。 ここでは、JBoss EAPのテンプレートを使って、JBoss のサンプルアプリケーションをデプロイします。
https://github.com/jboss-developer/jboss-eap-quickstarts/tree/6.4.x/kitchensink
- 「LOGIN WITH GITHUB」ボタンをクリックしてログイン
2.「New Project」ボタンをクリックして、プロジェクト作成を開始
Nameでプロジェクト名を指定して「Create」ボタンをクリック
テンプレート一覧から「jboss-eap64-openshift:1.3」を選択
Nameにアプリケーション名を入力、「Try it」をクリックして、Git Repository URLのテキストフィールドにGithubのリポジトリを指定 ※アプリケーション名はプロジェクト内で一意であれば良いので、好きな名前をつけましょう。
「Create」ボタンをクリックして、アプリケーションのビルド&デプロイの開始
「Continue to deploy」をクリックして Overview 画面を表示
- デプロイが終わったら、アプリケーションへのリ ンクをクリックしてアプリケーションを利用
FAQ(抜粋)
https://www.openshift.com/devpreview/register.htmlにFAQがありますので、詳細はそちらを参照してください。
- 30日でアカウントは失効しデプロイしたアプリケーションも消滅します。再び利用したい場合は、再度、登録フォームで登録します。
- 1プロジェクトにつき 2GiBメモリ、4CPU Core、 1GiBの永続化ストレージx2 のリソースが利用可能です。
- 2016/6/16 時点で、利用できる言語やミドルウェアは Node.js(0.10)、 PHP(5.5, 5.6)、Python(2.7, 3.3, 3.4)、Ruby(2.0, 2.2)、 Perl(5.16, 5.20), Java(6, 7, 8, EE)とJBoss EAPとJBoss Web Server が利用可能です。 利用できるデータベースは、MongoDB(2.4, 2.6)、MySQL(5.5, 5.6)と PostgreSQL(9.2, 9.4)です。
- コンテナ内のプロセスを root ユーザ(PID=1)で実行するコンテナは、セキュリティの制限により利用できません。